ポルシェスポーツドライビングスクール2012春 Warm-up その1

ポルシェスポーツドライビングスクールWarm-Upプログラム案内冊子の画像ホビー

2012年4月、富士スピードウェイで開催された、ポルシェオーナーの為のドライビングスクール、「ポルシェスポーツドライビングスクール(PSDS)」(ポルシェドライビングエクスペリエンス)に参加してきました。

参加したプログラムは4月18日のWarm-up、そして4月20日のG-Force。二日間とも天候はあいにくの曇り&小雨でしたが、タイヤを滑らすプログラム内容や車の挙動を把握するという意味では絶好のコンディション?Warm-up開催日はやや肌寒さを感じましたが、熱い二日間を体験出来ました。

今回は初日のプログラム、Warm-upについて簡単な体験記を。

スキルや経験に関係なく、ポルシェに乗るすべての人におすすめ

まず私がお伝えしたいのは、このポルシェスポーツドライビングスクール、やや大げさですがポルシェ(特に911系、ボクスター、ケイマン)にお乗りになっている方すべてに体験していただきたいという事です。

私は997カレラS(PDK)での参加でしたが、限界を超えた際に見えてくるRR特有の挙動が本当に良く分かりました。

そしてRR特有の挙動を安全に制御してくれるPSMの凄さ、そしてブレーキ性能の高さを嫌という程体感しました。

車への信頼感が増した

997カレラSに乗る前、国産のスポーツカーを色々と乗って楽しみ、モータースポーツにも少々参加の経験はあります。乗り始めてすぐ、この車の限界が高いのは分かりました。

しかし、今ひとつポルシェ(911)を信じられない部分が多くありました。

信じられない部分というのは、主に車の動きになるのですが、

  • 高速コーナーで、お尻の重さから来るモゾモゾ感と鼻先がピクピクする感覚(スパーンと行きそう)
  • PASMの何となくな中途半端さ
  • タイヤ性能に頼り過ぎっぽさ

これらの部分がどうも不安に感じていたのです。

それらが今回のプログラムに参加し、限界を超えた部分を体感出来たお陰で、
「あー、これ位は全然大丈夫」「あっ、これはそろそろマズイ」と予見出来るように少しはなったかと思います。

不安に感じていた要素が消え、公道での移動の際に、以前より非常に余裕を感じて走れるようになりました。

もちろん、今のポルシェはそんなに繊細な物ではなく、普通に乗れる楽しい車です。でも、何となく感じられた怖さの理由と原因を、スポーツドライビングスクールでの体験で理解することが出来たのではないかと。お化けの正体が分かったという感じでしょうか?

少々長くなりそうなので、数回に分けてスポーツドライビングスクールについて書いてみたいと思います。

続き ポルシェスポーツドライビングスクールWarm-upその2

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