クリックボタン復活&国内生産で注目 ThinkPad X250

ThinkPad X250、正面画像ThinkPad特集


ThinkPad X250、正面画像
12.5型で本体の丈夫さはお墨付き。ThinkPadノートパソコンシリーズでモバイルに最適なXシリーズに、ThinkPad X250が加わりました。

X240の後継モデルとなるX250は、さらに魅力アップのモバイルノートとなっています。

モバイルノートとしてのバリューがアップしたのは大きく2点。

  • ThinkPad伝統の物理クリックボタン復活(ThinkPad クリックパッド)
  • インテルCoreプロセッサBroadwell採用でバッテリー駆動長時間化

トラックパッド部分に物理クリックキーが復活したことは、非常に喜ばしいトピック。

ThinkPadのアイデンティティでもある、キーボード中央部に設置されたトラックポイントとクリックボタンを組み合わせることで、マウスを使わずとも快適な操作が行えるだけに、今回の復活はレビューでも口コミでも大好評となっています。

さらに本モデルX250から、NECパーソナルコンピューター米沢工場(山形県)での生産もスタートしました。

>>ThinkPad、国内生産開始に関する特集ページを見る

ThinkPad X250レビューとおすすめの構成

短時間の試用につき簡易なレビューとなりますが、X250を使った感想や、購入する際のおすすめ構成についてご紹介してみます。

前モデル、ThinkPad X240も非常に厳しい品質耐久テストであるMIL規格をクリア。新製品であるThinkPad X250もX240と同様のMIL規格に加え、日射と耐菌に関するテストも追加。

内部構造はX240とさほど変わらないことから、ボディのタフさは安心できるでしょう。

カバンにポンと入れて持ち歩くようなシチュエーションでも、心強い耐久性を持っています。「ひねり」や「圧迫」に関して、メーカーが謳う通りのタフさを持つことは、X240で体験済みです。

参考記事:ThinkPad X240レビューその2 モバイルでの利用 電車移動編

「こっちのがいい」と言わざるを得ないクリックボタンの存在

ちなみに私はX250の前モデルであるX240ユーザーです。なので、この項目に関しては愛憎入り交じる感情が……。

X240では省かれてしまった、トラックパッド上の物理ボタン(左右クリックキー、ThinkPad クリックパッド)が復活しました。


X250で復活、物理クリックボタン。画像クリックでThinkPad X250クーポンコードページへ。

一部では「パコパコパッド」などとひどい呼ばれ方をしているX240のフラットなトラックパッド。私自身はマウスも併用するタイプなので、それほど使いにくいとは感じていませんでした。

ところがThinkPad X250を、マウスを使わずモバイル環境で使ってみると、思わず無言に。トラックポイント&左右クリックキーの使い心地は良いと言わざるを得ません。(悔しいとしか言いようがない……)

Broadwell採用でさらに長時間のバッテリー駆動が可能

ThinkPad X250は第5世代インテルCoreプロセッサBroadwellを採用。

低消費電力が売りなBroadwell搭載で、さらに長時間、バッテリーのみで使うことが可能になっています。

ただ、注意して欲しい点があります。X250をレノボ直販サイトで購入する際、必ず「フロントバッテリーあり」のオプションを選ぶようにしてください。

選択したモデルタイプによっては、「フロントバッテリーなし」になっていることが多いため注意が必要です。

ThinkPad X250おすすめのモデル

モバイルノートに求める機能やメリットはユーザーによりけりです。今回は、「外出先でも、生産性の高いハイスペックなモデルを使いたい」という状況を想定し、おすすめの構成を設定してみました。

ThinkPad X250おすすめのカスタマイズ

  • CPU:インテル Core i5-5200U(2.20GHz 3MB)
  • ディスプレイ:12.5型FHD液晶 (1920×1080 IPS 光沢なし)
  • メモリ:8GB
  • ディスク:SSD256GB
  • キーボード:日本語キーボード (バックライト付)
  • バッテリー:フロント&リア各3セル
  • 無線LAN:インテル Dual Band Wireless-AC 7265 + Bluetooth 4.0

私の利用環境ではCPUi7、i5でそれほど違いは感じられないため安価なi5を選択。

ディスプレイは悩むところです。高解像度で鮮明なIPS液晶を使えるFHD1920x1080を今回はおすすめしてみます。

X250は1366×768解像度でもIPS液晶を選ぶことができますので、そちらも候補に入れて良いかもしれません。

レノボ直販サイトでX250をカスタマイズした際、通常モデルは液晶ディスプレイ1366×768解像度となりIPS液晶ではありません。ただ、自宅やオフィスでX250を使う際は外部ディスプレイを接続するという人は、安価に済むIPSではないディスプレイでも良いかと思います。

搭載するディスクはSSD一択と言いたいところですが、HDDと比べた場合、購入価格がかなりアップ。

後日、SSDへの換装前提で安価なHDD500GBを選ぶのもひとつの手かと。快適さではSSDが圧倒的なので、迷うところですね。

キーボードはお好みで。飛行機内で使ったり、照明を落とした場所でのプレゼンの機会が多い人は、バックライト付きキーボードをおすすめします。

注意して欲しいのは、バッテリーと無線LANユニット。

フロントバッテリーはぜひ装着をおすすめします。原則として、フロントバッテリーは購入時のみ選択可能です。

無線LANユニットは、ac対応無線LANルーターを使っている場合は「インテル Dual Band Wireless-AC 7265 + Bluetooth 4.0」を選びましょう。購入カスタマイズ時、特に選択しない場合はac非対応の無線LANユニットとなります。

20%オフ、ThinkPad X250の割引クーポンコード

ThinkPad X250は、レノボ直販サイトでの購入が基本となります。2015年に発売されたばかりの最新モデルですが、すでに最大20%オフとなる割引クーポンが発行されています。(レノボ直販サイトEクーポン)

ThinkPad X250の割引クーポンコードは下のリンクから入手可能です。クーポンコードを使うと、数万円の割引を受けることが可能です。必ずクーポンコードを入手してから見積・カスタマイズすることをおすすめいたします。

>>ThinkPad X250の割引Eクーポンコード

(下の画像を参考としてください。リンク先ページ中段で、「ハイエンドノート」をクリックすると、ThinkPad X250のクーポンコードが表示されます。)

レノボ直販サイト、ハイエンドノート

レノボ直販サイトのクーポンコード発行ページ。ページ中段の「ハイエンドノート」をクリックすると、ThinkPad X250用の割引が受けられるeクーポンコードが表示されます。

ThinkPadを安く買えるクーポンコードについては、当サイト内別記事にて詳しく紹介しています。そちらもあわせてご覧ください。

>>>>ThinkPadやレノボ製品特価Eクーポンの入手方法と使い方

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