ThinkPad X1 Carbon さらに進化した2016年モデル実機レビュー。

ThinkPad X1 Carbon 2016年モデル、全体写真

ThinkPad X1 Carbon。今回試用したモデルはCore i7、8GBメモリー、SSD256GB(PCIe)、WiGig利用可モデル。


14型ディスプレイを備えつつ、モバイル性にも優れたノートパソコンが、ThinkPad XシリーズのThinkPad X1 Carbon

わたしもThinkPad X1 Carbonユーザーのひとり。

(所有しているのはThinkPad X1 Carbon 2014年モデル)

ノートパソコンなどのIT関連機器・ガジェットは新モデルが発売されるたび、性能が進化するのは当然です。

スペック・性能向上は当然と理解していても、旧モデル・前モデルユーザーとしては悔しいほどの進化を感じさせてくれたのが、今回ご紹介するThinkPad X1 Carbon 2016年モデル。

ThinkPad X1 Carbon 2016年モデル、横からの画像

前モデルよりさらに薄さを極めたThinkPad X1 Carbon 2016年モデル。

どのような点が進化、改善されたのかについて、実機をもとにしたレビューをお届けいたします。

※メーカー提供の試用機に基づくレビューです。

軽くてかっこいいノートパソコンが欲しいなら、ThinkPad X1 Carbonはイチオシ

ThinkPad X1 Carbon 2016、X1 Carbonロゴ部分画像
「ビジネスノート」の代名詞にもなっているThinkPad。

法人用途、ビジネス向けノートとして適しているのは言うまでもありません。

ではホームユース、自宅用プライベート用ノートパソコンとして適していないの?と思われてしまうかもしれませんが、そのようなことはまったくありません。

特に今回ご紹介するThinkPad X1 Carbonは、ビジネス向けにはもちろん、自宅で使うホームノートとしても非常におすすめできます。

自宅・プライベート用ノートとしておすすめなポイントを含め、ThinkPad X1 Carbonの特長やメリットを紹介していきます。

重量わずか1.1kg。14型ノートとしては特筆ものの軽さ。

モバイル可能ノートしては14型と大きな画面を持ちつつ、1.5kgを切る重さを誇っていた今までのX1 Carbon。

ただ、2014年モデルユーザーのわたしとしては、

「もう少しだけ軽ければ……」

という思いを抱いていたのも事実。

あと少しだけ軽くなってくれればという望みを、X1 Carbon 2016年モデルは実現してくれました。

ThinkPad X1 Carbon 2016年モデルの重量は約1.18 kg。

大きな画面を持ちつつ(しかも超高解像度ディスプレイを選択可)、1.18kgという重量になったのは非常に大きな進化です。

11型、13型より大きな画面を持ちつつ、なるべく軽いノートが欲しいという人には全力でおすすめできるノートパソコンになりました。

薄くなった本体。デザインも改良。

本体重量が軽くなり、モバイルノートとしてのさらに進化したX1 Carbon。

軽量化に成功しただけでなく、本体の薄さにもさらに磨きが掛かりました。

本体の薄さは16.45mm。もっとも薄い部分では14.95mm。

ThinkPad X1 Carbon 2016、側面からの写真

この薄さは、持ち運びの際にメリットとなるだけでなく、高いデザイン性にも寄与しています。

さらに、以前のX1 Carbonと比べ、梱包パッケージにもデザイン面の気配りが多々見られます。写真を数枚掲載しておきますが、これは購入した方なら「おおっ!」と感じていただけるはず。

ThinkPad X1 Carbon、2016年モデル外箱写真

X1と大きく印字されたパッケージ。

ThinkPad X1 Carbon 2016、パッケージ内側写真

ThinkPad X1 Carbon 2016パッケージ。外箱の上蓋を外すと、まぶしいほど鮮やかなレッド。

ThinkPad X1 Carbon 2016、パッケージ内側写真

赤いフラップを外すと、X1と印字された小冊子が。

薄く軽くなってもタフで丈夫なX1 Carbon 2016

本体が軽くなり、厚みも薄くなったことで危惧されるのは、今までのThinkPad X1 Carbonが備えていた堅牢性が失われたのではという点。

その点はまったく心配なく、2016モデルにおいても今までのX1 Carbonと同様、タフで丈夫、堅牢性抜群なノートに仕上がっています。

ThinkPad X1 Carbon 2016、ThinkPad ロゴ拡大写真

ThinkPadならではのタフさは相変わらず。

タフさをあらわす証拠として、ThinkPad X1 Carbon 2016年モデルは米軍調達基準(MIL-SPECテスト)をクリア。

軽さと薄さを実現しながら、堅牢性も備えています。

ThinkPadを選ぶ理由、優れたキーボードは以前と変わらず。

軽く薄くなったThinkPad X1 Carbonですが、キーボードに関しての満足度は今回も高得点を上げて良いでしょう。

キーそれぞれの大きさ、配列に不満なし。2015年モデルから復活した、左右クリックキーはやはり使いやすさ抜群。

ThinkPad X1 Carbon 2016の左右クリックキー部分写真

使うとその便利さが分かる、ThinkPad X1 Carbonの左右クリックキー。

最近のWinノートに多く見られる、全面フラットなトラックパッド。

それらに比べ、他のThinkPad同様、X1 Carbonにも備えられた左右クリックキーは圧倒的に使いやすいものがあります。

ノートパソコンを使う際、日々行う細かな動作でストレスを感じずに済むのはユーザーに取ってかなりのメリット。

この左右クリックキーに加え、ThinkPadのアイデンティティとも言えるトラックポイントも当然装備。

X1 Carbonユーザーになった方には、ぜひトラックポイントを使って欲しいと思います。

「マウスやトラックパッドでカーソルを動かす方が楽だなあ……」

購入当初はそう感じる人も多いようですが、トラックポイントの動きはユーティリティでカスタマイズ可能です。

キーボードが手を離さず、カーソル操作をできるメリットは大きいものがありますので、ぜひ使いこなしてみましょう。

ThinkPad X1 Carbon 2016年モデルのバックライト付きフルサイズキーボード点灯シーン写真

バックライト付きキーボードは暗所での作業にとても便利です。

ThinkPad X1 Carbon、おすすめのカスタマイズ、構成モデル。

ThinkPad X1 Carbonの購入を検討している人に向け、カスタマイズやパーツの構成など、おすすめのモデルをご紹介してみます。

ThinkPad X1 Carbon おすすめモデルその1

  • ThinkPad X1 Carbonをとにかく欲しい!
  • 今使っている数年前のノートパソコンから買い換えたい
  • コスパの良い最新ノートパソコンを探している

このような人に適した、おすすめのThinkPad X1 Carbonは以下のモデル、構成です。

  • CPU:インテル Core i7-6500U プロセッサー (2.50GHz, 4MB)
  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • ディスプレイ:14.0型FHD液晶 (1920×1080 IPS)
  • メモリー:8GB LPDDR3 1866MHz (オンボード)
  • ハードディスクドライブ:256GB ソリッドステートドライブ SATA
  • ワイヤレス:インテル Dual Band Wireless-AC 8260(2×2) + Bluetooth 4.1 vPro非対応
  • バッテリー:4セル リチウムイオンバッテリー (52Wh)

こちら、メーカー直販サイトで現在「高性能キャンペーンパッケージ」などの名称で推奨されている構成です。

(構成のネーミングは時期により異なります。)

ノートパソコンでPCゲームをやりこみたいという人や、デジタル一眼で撮影した写真を大量に編集したいという人以外の、あらゆる用途で満足ができる構成と言えるでしょう。

実際、わたしが購入するとしたらこのカスタマイズ・構成で購入します。

ThinkPad X1 Carbon 2016、Core i7シール写真

今回試用したThinkPad X1 Carbon 2016年モデルはCore i7-6500Uを搭載。

誰が使っても不満のないパッケージであり、おすすめできるモデルです。

ThinkPad X1 Carbon おすすめモデルその2

おすすめモデルその1よりさらに上位の性能を求める人におすすめしたい構成はこちら。

(太字部分がおすすめその1と異なる部分です)

  • CPU:インテル Core i7-6500U プロセッサー (2.50GHz, 4MB)
  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • ディスプレイ:14.0型WQHD液晶 (2560×1440 IPS)
  • メモリー:16GB LPDDR3 1866MHz (オンボード)
  • ハードディスクドライブ:512GB ソリッドステートドライブ (PCIe-NVMe)
  • ワイヤレス:インテル Tri-Band Wireless-AC 18260(2×2、WiGigおよびvPro対応) + Bluetooth 4.1
  • バッテリー:4セル リチウムイオンバッテリー (52Wh)

メモリーは16GBを選択。SSDは512GBと大きな容量へ変更。

PCIe接続のSSDはSATAに比べさらに高速です。

ディスプレイは2560×1440 IPSのWQHDへ。

通常のフルHDディスプレイに比べ、写真やグラフィックに関する作業を行う機会の多いユーザーにおすすめです。

さらにワイヤレスをWiGig対応のものへ。この変更により、ThinkPad WiGig ドックを利用することが可能になります。

ThinkPad WiGig ドックとThinkPad X1 Carbon 2016写真

ThinkPad WiGig ドック。キューブ型をしたこのデバイスは、本体とワイヤレスで接続。ThinkPad WiGig ドックに周辺機器を接続して使用します。

ThinkPad WiGig ドックとThinkPad X1 Carbon 2016その2写真

ThinkPad WiGig ドックに備わる外部接続端子。

ThinkPad X1 Carbon 2016とThinkPad WiGig ドックの写真

ThinkPad WiGig ドックをさらに別角度から。DispalyPort1.2 x1、HDMI1.4a x1、USB3.0 x3 (うち2.4A Powered USB x2)、USB2.0 x2、ギガビットイーサーネット(最大800Mbps)、オーディオコンボジャックなどを搭載。

ThinkPad WiGig ドックを手にとった写真

ThinkPad WiGig ドック自体は非常にコンパクト。デスクの上でも場所を取りません。

(WiGigに関して詳しくは、X1 Carbon周辺機器情報を参照)

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以前のモデルよりさらに軽く薄く、そして高性能になったThinkPad X1 Carbon。

性能、使いやすさとも抜群。わたしからも自信を持っておすすめできるノートパソコンです。

「新しいノートパソコンが欲しい」

「今あるノートPCを買い換えたい」

このような人は、ThinkPad X1 Carbonをぜひ購入の選択肢に入れてみましょう。