2012年4月20日、富士スピードウェイで開催された「ポルシェスポーツドライビングスクール G-Force」に参加してきました。
前回、拙いレポートをさせていただいたWarm-up参加記録に続いての記事です。Warm-upの感想が長くなりすぎましたので、G-Forceに関しては簡潔に!「G-Forceに興味がある、参加してみたい」という方に少しでも参考になれば幸いです。
ポルシェスポーツドライビングスクールWarm-upのレポートはこちら
(G-ForceにもWarm-upと同様、997カレラS/PDKでの参加です)
当日はWarm-up開催日より冷え込みはゆるんだものの、雨がシトシト。でも雨の方がタイヤも痛まず、絶好のドリフト日和?
G-Force担当講師はチーフインストラクターが清水和夫先生。
他、各セクションのインストラクターとして指導していただいたのが、左から藤井誠暢(とものぶ)さん、脇阪薫一さん、谷口信輝さん、織戸学さん。
G-Forceに関しての感想と参加おすすめのポイント
いきなりG-Forceでも大丈夫!
こちら、ポルシェスポーツドライビングスクールの案内ページをご覧下さい。
このページにある図を見ると、G-Forceは難易度が高いプログラムのように見えますが、そんなことはありません。
Warm-upに参加し様子を見て、それから次回にG-Forceに参加してみようかなと考えてしまうかもしれませんが、いきなりG-Forceに参加しても絶対大丈夫だと思います。
私はビビリで挙動不審に陥りがちなタイプなので、前々日のWarm-upにも参加しましたが、皆さんはいきなりG-Forceで問題なし!ポルシェでドリフトしてみたい、オーバーステアを体験したい、様々な挙動を体感したいという方、G-Forceは最高のレッスンです。
ちなみに私と同じ組にいらっしゃった方はG-Forceが2回目だそうで、「次回も次々回もG-Forceだけは絶対に参加する!」と言い切ってましたよ。それぐらい面白いと。
待ちがこんなに大事だったとは
織戸学先生と谷口信輝先生の担当コーナー(Jターンとキツめのハイスピードスラローム)で実感したことですが、ポルシェでケツを流す時に、こんなに「待ち」の時間が大切なのかと驚きました。
911特有のリアエンジンからくる動きを体感するのに、「えっ、こんなに待つの?」と口にしてしまった程、ステアリングを切ってからのタメが必要なのかと。説明下手で本当に申し訳ないのですが、待ちの長さにびっくりしました。
数年前に、他人様のボクスターを借り、ジムカーナ場でドリフト遊びをしたことがあります。その時は自分の想像するタイミングと時間でケツが出てくれたのですが、今回997カレラSで参加してみて、「あー、やっぱり独特なんだな〜」と感じました。流して楽しいのはボクスターやケイマンかもしれません。
スピンしまくれる
アクセル踏む、ブレーキ踏むをメリハリつけて行えば、クルクルと安全にスピンしまくれます。もちろんPSMはオフ。
華麗にドリフト決めようなんて思い込まず、肩の力を抜いてクルンクルンとスピンし、限界を超えたところを経験した方が、安全運転に役立つ経験になるのかなと。
私も含め、参加者全員スピンしまくりです。「ドリフトなんて上手く出来ないよ」と尻込み&躊躇して参加しないのはもったいないです。ポルシェでドリフトに興味が少しでもあれば、絶対参加おすすめ!
みなさん教え上手
清水先生をはじめ、藤井さん、脇阪さん、谷口さん、織戸さん全員さすがの見せ場(デモ走行)を作ってくれ、しかも教え上手ですわ。プロなので当たり前と言われればそれまでですが、腕は流石でした。
定常円を担当していただいた脇阪薫一先生など、雨で全身ずぶ濡れになりながら定常円旋回の中心に立ち、車と一緒にグルグルと回りながら目線の大切さを教えてくれました。これを全参加者にやっていただいてたと思うのですが、滅茶苦茶疲れただろうと思います。熱い指導にマジ感謝です。
みなさん教え上手イコール口もうまいで、朝から夕方までまったく飽きることなく過ごせました。
スタッフの方々
Warm-upに参加した日にも感じましたが、スタッフの方々の対応が素晴らしく、気持ち良い1日を過ごせました。
Bライ競技や他のドライビングレッスン、走行会にも参加経験はありますが、ここまで対応の良いレッスンは経験したことがありません。ただただ感謝、ありがとうございました。また次回も時間とお金(←これが肝心)の都合が付けば参加熱望中です!
G-Forceレポートの続きでG-Forceインストラクター織戸学氏のデモ走行動画をアップしましたのでご覧下さい。