outlook.comの便利な機能 – メールエイリアス

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マイクロソフトが提供するクラウド型メールサービス、Outlook.com。サービス提供開始から数ヶ月が経過しましたが、当方が利用している環境では大きなトラブルも無く安定して利用出来ています。

Outlook.com、使用開始レビューはこちら

今までGmailで受信していた特にメールマガジンの類を、Outlook.comで取得したメールアドレスで受信する設定に変更し、主として受信メールの閲覧に使用しています。

Outlook.comを利用して、便利と思われる機能をピックアップし、数回に分けて使用・設定方法についてお伝えしていこうと思います。まず今回はメールエイリアス機能について。

メールエイリアスの作成と利用方法

メールエイリアス(Outlook.com設定画面では「Outlookエイリアス」)とは、

エイリアスとは、既存のアカウントに追加できるメール アドレスのことで、同じ受信トレイで異なるメール アドレスを使うのに便利です(outlook.comヘルプページより)

エイリアス(別名)という意味通り、取得済みのOutlook.comメールアドレスとは別のメールアドレスを取得し送受信に利用出来ます。(送信に関しては制限あり。ヘルプページ参照

Gmailでも同様の機能があり、利用している方も多いと思います。私もエイリアスを複数作り、それぞれのエイリアスをDMやメールマガジンの受信用として利用しています。

エイリアス作成方法

Outlook.comのエイリアス作成はとても簡単です。

Outlook.comにログインし、受信トレイ画面を開きます。

そして受信トレイ画面の右上部分にある歯車アイコンをクリックし、「メールの詳細設定」を選択。

(ログイン後の画面配色は、ユーザー設定によって異なります)

「メールの詳細設定」をクリックすると、下図の画面に切り替わります。

メールの詳細設定画面

画面が切り替わった後、「Outlookエイリアスの作成」をクリック。

青枠で囲った部分をクリック

すると、エイリアス作成画面になりますので、ここでエイリアスとして作成した文字を入力。当方の場合、@以下はoutlook.com、live.jp、hotmail.co.jpが選択可能でした。

メールエイリアス作成画面

文字入力後、「エイリアスを作成」をクリックすれば完了です。

エイリアス作成可能数

ヘルプページによりますと、エイリアス作成可能数は1年間に5個まで。上限は15個となっている模様です。

作成できる新しいエイリアスは 1 年間に 5 個まで、全体で最大 15 個です。1 つのエイリアスを削除すると、全体数からは差し引かれますが、年間の制限数からは差し引かれません。(Outlook.comヘルプページより)

エイリアスを使う理由

「エイリアスを使うメリットは?」という問いには、様々な回答が可能です。私がOutlook.comでエイリアスを使っている理由は以下の通り。

転送したメールを受信する人の利便性

エイリアスとして作成したアドレスで受信したメールを別の人間に転送することが多く、受信側の振り分け設定(フィルタ、ルール)を容易にしたいという点からです。

具体的には、

  • エイリアスアドレスで物販サイト・新商品情報のメールを受信
  • 価格や商品詳細についてチェックを依頼したい内容があるメールをスタッフへ転送

これが多い日ですと10通程度になる場合もあります。

受信者側としては、「送信されてきたメールアドレスでフィルタリングするのが一番楽」ということで、エイリアスアドレスを活用しています。こちらとしても、エイリアスとして設定したアドレスに届いたメールを転送する場合、いちいち送信者を選び直さずに済む為に手間が省けます。

SPAM対策の一環

メールやニュースレターを受け取ってみたいサービスがあった場合でも、メールアドレスを渡してしまうのに不安を覚える場合があります。

その際、エイリアスアドレスでメールやニュースレター購読を申し込みしています。

メールマガジンやニュースレターの解除方法が分かりにくいサービスだったとしても、エイリアスを捨ててしまえばおしまいです。

このようにOutlook.comのエイリアスは便利な機能ですので、ぜひ活用してみて下さい。