Word、Excel、PowerPointのファイルをiPhone、iPad(現時点で日本は利用不可)Android携帯、Windows Phoneで表示や編集ができる、モバイル端末用アプリ、Microsoft Office Mobileが発表されました。
Microsoft Office Mobile 日本語ページ
(このページから、iOS、Android、Windows Phone用のOffice Mobileダウンロードページへのリンクあり)
Officeアプリの中で、既にOneNoteはiPhone、iPad、Android端末向けに無料提供されています。これでほぼすべてのOfficeアプリがiPhoneやAndroidで使えるようになりました。
残念ながらNexus7(2013)にはインストール出来ず
「よし、じゃあNexus7にインストールだ!」と上記ページからGoogle Playに飛んだところ、残念な表示が。
悲しいことに、Nexus 7にはインストール不可。Google Play上の情報では、ASUS MeMO Pad HD7 ME173など7インチサイズタブレットはすべてこのアプリを利用できないようです。残念。
「ディスプレイサイズでインストールに制限が加えられてしまうのか?」と疑問に思い調べてみると、事情は色々と複雑なようです。
Office 365のサブスクリプションとの関係?
Word、ExcelなどのMicrosoft Office、個人の場合は「Office付き」という形で、パソコン購入とあわせて入手するパターンまたは以前からのOfficeをアップグレードし使用というパターンが多いですよね。
これとは異なり、毎月定額を支払い、Officeアプリを個人や家庭で利用可能なサブスクリプション型のサービスがあります。日本では未提供。(法人・個人事業主向けはあります。)
米Microsoft、月6.99ドルの個人向け「Office 365 Personal」今春発売 (INTERNET Watch)
iPadでのWord、Excel、PowerPointファイルの編集や新規作成には上記の契約が必要なようです。日本ではそのサービスが始まっていないため、iPad向けのOffice Mobileアプリを国内向けに提供しかねるということでしょうか。
Androidタブレットも、この流れに沿ってインストールが出来ないようになっているのかは分かりません。
表示するだけならスマートフォンのディスプレイサイズでも問題ありませんが、Officeファイルの編集はタブレットのディスプレイサイズでこそ便利。ぜひ対応をお願いしたいものです。きっと、それほど時間は必要とせず対応になるはず?
ちなみに私はOfficeアプリケーション、Office 365 サービスを契約し利用しています。
毎月定額払いまたは年額一括払いで、常に最新のOfficeが利用可。もちろん、今までと同じようにOfficeアプリケーションを自分のパソコンにインストールして使うことができます。
Office 365 Small Business Premiumを契約することにより、OneDrive for Business(旧称SkyDrive Pro)という大容量のオンラインストレージも利用可能になります。
Office 365 Small Business Premiumを始めとする法人向けサブスクリプション型サービス、使い始めると非常に便利。ぜひ中小企業にこそ導入していただきたいと思います。
コストや管理の面からもメリット大ですし、何より私の仕事が楽になるという……
(お客様がインストールしているOfficeのバージョン、バラバラでなかなか大変なのです)