上山市(かみのやまし)はもちろん、山形県をちゃんと訪れたのは今回が初めてのことです。
いいところですね、山形。気にいっちゃいました。
土地の良さに加え、山形の人の雰囲気がいいです。温和で、ゆったりした雰囲気を感じさせてくれる人が多くないですか?山形って。
2016年1月24日(日)、山形への出張とあわせ、現地へ1日早乗りし、上山市に行ってきました。
上山市に行った最大の目的は温泉!
市内に7カ所あるという公衆浴場のひとつ、二日町共同浴場で温泉を楽しんできました。
二日町共同浴場、いやぁー、本当にいいお湯でした。体の芯からポカポカ状態を体感。夜も更けてきたこの時間でも、からだがあったか。ぬくぬくしてます。
山形県は温泉王国
なぜか今まで山形県と縁がなく、今回がほぼ初訪問状態。山形を通過したことはあった、はず?
せっかく冬の東北、冬の山形に出張するのだから、ちょっとは温泉を楽しみたいといろいろ調べまくり。
山形の温泉について調べていて、びっくりしたのがこちら。
山形県は、県内35市町村すべてに温泉が湧き出す「温泉王国」です。
「県内すべての市町村から温泉が湧き出す」って、すごいですよね。温泉好きにとって、「いいなあ」としか言えないエリアです。
上山市二日町共同浴場
まずは宮城方面から上山市へ。レンタカーで向かいました。
途中、白石市あたりから雪道になり、七ヶ宿町(しちかしゅくまち)へ入る頃には真っ白な世界。
七ヶ宿町にある道の駅、「道の駅七ヶ宿」でトイレ休憩。道の駅の駐車場は除雪作業の真っ最中でした。
国道113号線をしばらく走行。
日曜日だからか、交通量は少なめ。自分の前にも後ろにも車はいない状態がほとんど。久しぶりの雪道走行も、ゆるやかな流れで気楽に走れました。
国道113号から上山市へ向かう峠道が冬季閉鎖されていたので、本来右折する場所を通り過ぎた先を右折。ゆるやかな峠を走り、上山市へイン。
上山市中心部へ向かう前に、楢下宿(ならげじゅく)方面へ寄り道。
楢下宿、素敵な雰囲気の場所でした。雪のない時期に来てみたいですね。
このあたり、さくらんぼを栽培している農家さんが多いようです。春にまた来るしかないなぁ。
二日町共同浴場に入る前に「どんどん焼き」
そして今回の目的地。二日町共同浴場の無料駐車場に到着。
あいにく満車でした。駐車場の空き待ちをしているより、付近をウロウロしてみようと再び走り出します。
今夜の宿泊に備え、買い出ししたいものがあったため、共同浴場そばのスーパーへ。
買い物と行っても大したものではなく、用事はすぐに終了。スーパー出口まで来たところ、フードコートらしい物を発見。
フードコート入り口で販売されていたのが、山形のローカルフード・ソウルフードらしい「どんどん焼き」でした。
どんどん焼きについてはYouTubeに動画がありましたので参考までに。
小腹も減っていたので、どんどん焼きを手に取りフードコートのレジへ向かい、
「少しあっためてもらえますか?」
こう頼んだところ、新しいものを作ってくれるとのこと。
しばらく待ってレジで受け取ったどんどん焼き。その場でほおばってみると、お好み焼きのような味と食感。もうちょっと柔らかい感じかな。美味しくいただきました。
あいさつ浴場 二日町共同浴場へ
お腹も膨れたし、駐車場の空きスペースもできた頃かなと二日町共同浴場へ向かいます。
駐車場は先ほどよりかなり余裕あり。車はすぐに止められました。駐車場から徒歩すぐ。お目当ての二日町共同浴場に到着。
二日町共同浴場、外の看板には「あいさつ浴場 二日町共同浴場」と書かれています。
入浴するには券売機で入浴料を支払って券を受け取り、その券を受け付けに渡すシステム。スーパー銭湯と同じです。
髪の毛を洗いたい場合は「洗髪料」100円を券売機で支払います。いいですね、洗髪料って響き。
洗髪料支払い済みの人には、浴場に持ち込める「洗髪料支払い済み」的な札をもらえます。これで心置きなく髪を洗えるのです。
浴場には石鹸やシャンプーは備え付けられていません。必要な方は持ち込みを。
ちょっと熱めだけど、芯からあったまる温泉
体を洗い、いざ入浴。二日町共同浴場の温泉は、無色透明。匂いもほとんどありません。
男湯、大きい浴槽はブクブクと気泡が浮き上がるバブルバスになっていました。
温泉に入っての感想は、まあとにかくあったまりました。
湯船につかった直後は少し熱めかな?という感じ。しばらくつかっていると温度にも慣れ、気持ち良く入浴できました。
湯船から出て、冷たい水でからだを冷まし、また入浴を数回。
お風呂から上がり、着替えを済ませ受け付けのところで軽く会釈し外に出ようとしたところ、受付の女性の方が話しかけてくれました。
地元のことをいくつか聞いたり、こちらの話しをしたり。
わたしはさほど特徴ある人間でもないし、どこにでもいるタイプのおっさんですが、わずか1日の滞在なのに地元の人がこうしていろいろと話しかけてくれました。
たわいもない会話ですが、無言で過ごしがちなひとり旅の寂しさがかなりまぎれました。山形の人にお礼を改めてお礼を言いたい気分です。
今回は雪の中、短時間の滞在でした。やっぱり春から夏にかけて、もう一度、必ず山形に来たいものです。今度は上山市に泊まり、お酒をゆっくりいただくことにします。