東日本大震災から数ヶ月たったころに立ち寄った福島県南相馬市。
あの頃は市内あちこちで震災の被害が目立ちました。
そして今回、4年振りに訪れた南相馬市。
以前に訪れた時と比べ、落ち着きを取り戻したように感じます。
除染作業は続く
南相馬市に到着したのは1月終わり、快晴の平日。
ずいぶんと落ち着きを取り戻したかに見える南相馬市。ですが、裏路地や森林に続く道を走ると、土木工事の多さが目につきます。
道路工事や伐採作業かと思い、現場に立てかけてある看板を覗くと「除染作業中」の表示が。
どうやら除染のため、森林にある草木を刈っているようです。
刈り取った草木を袋詰めし、トラックに積み込む作業の真っ最中でした。
また別の場所、市内にあるJR原ノ町駅裏の住宅地を走っていると、そこでも作業中の看板を目にしました。
そこで行われていたのは、一般家屋の除染作業。
少しだけ作業の様子を眺めさせてもらうと、住宅の庭にある土や植物をスコップなどではがしているようです。
晴れた冬の平日。のんびりした風景が続く南相馬市ですが、まだまだ震災復興作業中であることを実感させられました。
震災前はどんな街だったのか
前回そして今回、南相馬市を訪れたのはどちらも東日本大震災後。
震災に見舞われる前の南相馬市の姿を知りません。想像に過ぎませんが、のどかで住みやすいエリアだったのではないでしょうか。
今回は仕事のため、短時間過ごしただけなのが残念。
機会を改め、プライベートでゆっくりと遊びにきたいと思います。今年後半そして来年前半にまた訪れる機会がありそうですので、その時を楽しみにしています。