「マイクロソフトが独自のハードウェア(タブレットPC)を発売する?」
このことが大きなニュースとなり、Surfaceという名称で形になってから早5年が経過しました。
リファレンスモデルとして単発的なものとして終わってしまうのかという危惧も何のその、今では指名買いも増えWindowsデバイスの中でしっかりとした位置を占めるまでとなりました。
Surface発売開始から5年というキリの良い時期に、日本マイクロソフト品川本社にて「マイクロソフト新製品Touch&Tryイベント」が開催されました。
このイベントに参加してきましたので、当日の写真や感想をレポートしたいと思います。
マイクロソフト新製品Touch&Tryイベント
今回のイベント、Surface ProやSurface Book 2、Surface Studio、Surface Laptopなど現在日本で購入できるSurface製品すべてに加え、Xboxも展示。
すべての機材を自由に見て使うことができました。
個人的にとても気になっていたSurface LaptopとSurface Studioを思う存分いじくり回してきました。
では早速、タッチしてトライした各機材について紹介していきましょう。
Surface Laptop
価格、スペック、デザインの点から非常に気になっていたSurfaceがこちらSurface Laptop。
ノートパソコンを新たに購入・買い換え検討している人も気になっているモデルではないでしょうか。
今回のイベント参加にあたり、時間を多く割いて触れてみたかったのがSurface Laptopです。
実機に触れ使ってみて、「欲しいなあ……」と物欲満開モードに。
ベーシックなスタイルと優れたデザイン
Surface LaptopはSurface ProやSurface Bookなどキーボードが分離できるタイプではなく、一般的なノートパソコンタイプのモデル。
カラーはプラチナ、バーガンディ、コバルトブルー、グラファイトゴールドの4色。
デザインや構造上の特長として大きく紹介したいのが、Alcantara素材を使用したキーボードとパームレストの質感と手触り。
スエード的であたたかみのある触感が、今までにない質感を獲得しています。
AlcantaraとラップトップPCの組み合わせは、個人的に大きなインパクトでさらに物欲をアップさせてくれました。どのカラーも魅力的なのがまた悩ましい点。
鮮明なタッチディスプレイ、マイクロソフトオフィス付き(Office Home & Business 2016 )、さらに2018年3月31日までは無償でWindows 10 ProにOSを切り替え可能。(Surface LaptopにインストールされているOSはWindows 10 S2)
オフィス付きで使いやすく、デザインやコストパフォーマンスの面でも優れたノートパソコンを探しているなら強くプッシュしたいモデルです。
Surface Studio
大画面でクリエイティブな作業をWindowsでという人は注目しているはず。
それがSurface Studioです。
店頭ですでに実機をチェックはしていましたが、液タブのように使える操作性と鮮明な画面、Surface Dialとに組み合わせによる使いやすさには驚かされました。
イラスト、画像の加工や編集はもちろん、「かすれ」や「にじみ」など書道の領域まで踏み込める性能には驚き。
さまざまなクリエイティブ活動に強い味方となってくれるパワフルな1台となっています。
さらに詳しいSurface Studio情報はこちらへ
Surface Pro
Surfaceシリーズの中でもっとも知名度があり、ユーザーの多さも飛び抜けているのがSurface Proでしょう。
プライベートはもちろん、ビジネスユーザーへも浸透し、打ち合わせの場などでSurface Proを使っている人と遭遇する機会も多くなりました。
タイプカバーを装着してノートパソコンとして使うのはもちろん、Surface Pro単体でタブレットPCとして使ってみるとクセになる使い心地なのです。
これは使ってみた人やSurface Proユーザーならお分かりいただけるはず。
スマホで様々なことが行える昨今ではありますが、スマホでは「かゆいところに手が届かない」的なシーンでも、不満なく扱えるのはさすがWindows PCと言えるでしょう。
また手頃な価格から入手可能なのも良いところ。Core m3を搭載したベーシックなモデルから、Core i7搭載高性能モデルまで幅広く展開されています。
Marimekko for Microsoft Surface Pro スキンシール
素敵なカラーリングを持つSurface Proを個性的に彩れるのが、Marimekko for Microsoft Surface Pro スキンシール。
北欧デザインや雑貨が好きな人ならご存じ、マリメッコのデザインシールです。
Surface Proに簡単に貼ることができ、張り直しも可能。
Surface Book 2
性能の高さから注目度も高いSurface Bookがさらに進化し、Surface Book 2として発売されました。
大手家電量販店の店頭にて、カメラコーナーにて展示されているのを見かけた人もいるのではないでしょうか。
前述したスペックの高さに加え、高品質なディスプレイを持つこともあり、LightroomをSurface Bookにインストールし現像を行っている知人のカメラマンもいます。
PCに負担の掛かるRAW現像もこなせるモバイルマシンとして、イラスト制作などに生かせるノートとして注目され続けています。
Xbox
競争激しいゲーミングハードにおいて歴史を積み重ねてきたXboxも展示。
Windows PCの枠を超えて進化
Windowsが動くデスクトップPC、ノートPC、タブレットPCとして、ユーザーの欲しい使い勝手や優れたデザインを形にしたSurfaceシリーズ。
各製品の性能やデザインの良さはもちろん、シリーズとしての存在感やブランド力も非常に高いレベルに達しています。
Windows PCを選ぶ際、選択肢から外すことはできない程に育ったのを実感しました。