Adobeのクリエイティブクラウドや、中小企業向けOffice 365 Small Business Premiumなど、定期的に料金を支払ってアプリケーションを利用する、サブスクリプションが日本でも広まってきています。
日本語入力システムとして定番のATOK(エイトック)。そのATOKにも、サブスクリプションタイプのサービスがあります。サービス名はATOK Passport。
私もATOK Passportのサービス開始からずっと使っています。もうこれ無しでは仕事になりませんし、ATOK抜きでの文章作成は考えられません。
ATOK?
日本語入力システムって?
ATOKなんて初耳だという方、発売元ジャストシステムのATOKの紹介ページをぜひチェックしてみて下さい。
ATOK説明:日本語入力システムとは? – ATOK
ATOK本来の機能や便利さは上記ページをご覧いただくとして、定額制サービスATOK Passportのメリットやおすすめポイントをご紹介します。
ATOK Passportのメリット
ATOK Passportには2つのプラン、プレミアムとベーシックがあります。今回はベーシックプラン(月額税抜286円)での機能説明を。
1契約で10台まで利用可能!
同時使用しないという前提で、ひとつのATOK Passport契約においてWindows・Mac・Android10台まで導入可能。
質問:ATOK Passportを導入できるのは、Windows/Mac/Androidそれぞれ1台のみか 回答:ATOK Passportを使用される方がお客様ご自身のみに限られている場合は、同時に使用しないという条件で、お客様が使用するWindows/Mac/Androidの機器10台まで導入できます。
以前はWindows、Macそれぞれにパッケージ版ATOKを購入・インストールが必要でした。それがATOK Passportを契約すれば、Windows・Mac・さらにAndroidそれぞれにインストール可能。料金は286円/月のみ。
私はWindowsとMacを併用中なので、両OSで使えるのはとても助かっています。そしてAndroidでもATOKが使えるのが嬉しい限り。
継続利用で常に最新版ATOKに
ATOK Passportを契約中に、ATOK自体がバージョンアップした場合も最新版が利用可能。
ちなみにWindows向けATOKの最新バージョンは「ATOK 2014 for Windows」。ATOK Passportでは、この最新バージョンと同等の機能が使えます。
登録した単語を同期可能
ATOK Passportを使い一番のメリットとして感じているのがこれ。「ATOK Sync アドバンス」により、自分が登録した単語や定型文がどの端末でも呼び出せ、変換効率アップ。
特に有り難いのが、Androidでビジネスメールを打つ際です。社名や組織名などの固有名詞をWindowsまたはMacでATOKに単語登録しておけば、Androidスマートフォンやタブレットでメールを打つ時も手間無く簡単に文字変換してくれます。
また、Windowsパソコンを複数使う際も便利。自分の設定した入力環境を、異なるWindowsパソコン間で同じようにすることが可能です。
日々のネタ集めに使えるATOKキーワードExpress
挨拶メールやメルマガ、ブログのネタ探しとしても意外に便利なのがこの機能、ATOKキーワードExpress。
ATOKキーワードExpressとは、話題になっている最新のキーワードを収集し、自分のATOKに自動配信してくれるというもの。
ATOKキーワードExpressで配信された最新キーワードをGoogleで検索。
表示された検索結果が、メルマガやブログのネタ・材料に。また、発想の転換や頭の切り替えにとても役だっています。特に、自分の興味や趣味の範囲外のキーワードで色々発見あり。
他、クラウド推測変換も非常に便利。
ATOK本来の機能も充実
すでにATOKを利用中の方には説明不要の便利な機能を、ほんの触りだけピックアップします。
日付入力
「きょう」と入力すれば、本日の日時変換候補が現れます。
カタカナ語の言い換え表現候補
ら抜き表現の指摘機能
これには良く助けられてます。ら抜き表現の指摘機能。
敬語の誤り指摘
ら抜き表現と同様、これも有り難い機能。敬語の誤りを指摘し、正しい表現を表示してくれます。
連想変換
なるほど、こんな言い回しがあるのかと気付くことも多い連想変換機能。
まだまだ紹介したい機能多数ですが、長くなりますのでこの辺で。
日本語入力において、便利になることばかりのATOK。
そのATOKを安価に定額で使えるサービスがATOK Passportです。
30日間無償試用も可能です。ぜひお試し下さい。