14型A4サイズ、据え置きメインの使い方をしたい時に最適なノートパソコン、レノボThinkPad T440pを試用してみました。
試用機はパワフルなCore i7を搭載し、メモリは8GB。
約2週間ほど、主に自宅でWebサイト作りやWord、ExcelなどのOfficeアプリ利用に使ってみた感想やレビューをご紹介します。
※本レビューはメーカー試用機を用いたものです。
ThinkPad T440pレビュー
現在のシンクパッドノートパソコンシリーズの中で、今回ご紹介するThinkPad T440pは非常にパワフルで性能の高いモデルに区分されます。
モバイル用途に最適化された人気モデル、ThinkPad X240やThinkPad X240s、または新しいThinkPad X1 Carbonに比べるとサイズや重量面では不利ながら性能に関しては非の打ち所なし。
実際、2週間ほど使ってみて、T440pの性能に関し不満を抱いたことはありません。
死角のない性能
高性能なノートパソコンと言ってしまうと、敷居が高く感じられてしまうかもしれません。
ThinkPad T440pはパワフルで高性能とは言え、何か使いにくいところは皆無。逆に、初めてのノートパソコンまたはWindows Vista搭載時代のノートパソコンの買い換えモデルとしてぴったりです。
また、標準でDVDスーパーマルチドライブを搭載しているため、自宅で家族みんなが使うホームノートとしてもおすすめのモデルです。
ThinkPadらしく、余分なプリインストールソフトが入っていないのも好印象。
ThinkPad T440pおすすめのモデルは
ThinkPad T440pを選ぶ際、ぜひおすすめしたいパーツやオプションがあります。それはHDDからSSDへの変更。
試用機には256GBのSSDが搭載されていましたが、SSD搭載機で体験できる起動の速さは快適さ抜群。
特に数年前のノートパソコン（HDD搭載機）から買い換えると、その速さにはきっと驚くと思います。
SSDにすると快適度がアップ。
また、もうひとつ選んで欲しいのが1920×1080という解像度を持つIPS液晶。
ThinkPad T440pは1600×900解像度の液晶が標準搭載されています。
解像度という点では1600×900でもまったく問題なく使いやすいのですが、1920×1080解像度のIPS液晶は表示品質が非常に優れています。
14型で1920×1080解像度は、一部の高解像度ディスプレイ搭載ノートパソコンのような「文字やアプリのメニューが見にくい」ということを感じにくいです。Webサイトを見たりExcelで作業したりする際も使いやすい解像度です。
レノボ直販サイトThinkPad T440pのディスプレイ選択画面。タッチ対応液晶も選べます。
ThinkPad T440pを購入される場合は
- SSD（できれば256GB以上）
- IPS液晶1920×1080解像度
この2つをぜひおすすめします。
モバイルには他機種を
優れた性能を持つThinkPad T440p。しかし、モバイルできるノートパソコンを探しているなら、他のモデルをおすすめしたいところ。
持ち歩けないことはありませんが、Ultrabookや先日発売されたSurface Pro3などが存在する現在、モバイル性能優先であれば他の機種を選ぶのが吉。
14型でモバイルノートを探しているなら、同じレノボ製のThinkPad T440sか新しいThinkPad X1 Carbonをおすすめいたします。
新しいThinkPad X1 Carbonより小さなモデルを希望するなら、ThinkPad X240かThinkPad X240sが適しています。
ThinkPad T440p総評
- 14型でスタンダードなサイズ、ホームノートとして最適
- キーボードは打ちやすくいつもながらのThinkPad品質
- SSDとIPS液晶の選択をおすすめ
- モバイルノートを探しているなら他機種を
自宅やオフィスで高性能なノートパソコンを使いたいというニーズに応えてくれる機種。DVDドライブ付なので、光学ドライブが欲しいなら最適。
何かを切り捨てた部分が少ない、万能ノートパソコンと言えます。
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