防災の日を迎える前に、防災グッズを買い換え

生活や文化

先日、アルカリ乾電池のストック場所をガサゴソとあさっていたところ、LED懐中電灯が出てきました。

「こんなとこにしまってあったんだ~」と思いつつ、スイッチを入れてみると点灯せず。

あれっ?と思い、フタを開けてみると、電池が液漏れしていました。

あくまで予備用としてストックしておいた懐中電灯とは言え、点灯しないのを目の当たりにすると気分はよろしくありません。

防災用品としてしまっておいたアイテムですから、いざという時に使えないのでは意味なしです。

そうなるといろいろと気になりだしてしまい、ミネラルウォーター、非常食……などなど、ストックしてある防災用品をチェックしてみると、使用期限切れなど続出状態。

これはいかんな~と。防災の日が近づいていることもあり、防災グッズ・防災用品を買い換えることにしました。

防災用品のチェックと買い換えは思い立ったが吉日

今年前半、東日本大震災で大きな被害を受けた福島県の浜通りエリアに滞在する機会が多くありました。

懇意になった人たちから、あの日のことそしてそれから数ヶ月のことについて、たくさんの話しを聞くことができました。なので以前より地震への備え、防災への関心も高くなりました。

お話しを聞くたび、災害に備えた物資の用意・調達は「善は急げ」「思い立ったが吉日」だなあと。

物資の準備・用意とは別に、わたしはあの日以来、車のガソリンは必ず(なるべく)満タン状態にしておくよう心がけています。関東でも大変でしたからね、東日本大震災の時は……。

新規購入・買い換えた防災グッズ

今回買い換えた防災グッズ・防災用品、特に変わったものはありません。世の皆さんがストックしているものばかり。

ですが数年前に買ったものより価格が下がり性能が上がっているものも見つけられました。そこは今回の良かった点でしょうか。

今回買い換え・新規購入した防災グッズのAmazon注文履歴画面。

懐中電灯、非常用照明

電池液漏れなどで点灯しなくなったLED懐中電灯の代わりに、激安なLED懐中電灯をひとつ購入。

わたしが購入した時は「激安」と言える販売価格でしたが、最近チェックしたところ同商品が10倍以上の価格に???なぜなのか理由は不明です。

ハイパワーLEDライトではありませんので、むちゃくちゃ明るい!という訳ではありませんが、予備の懐中電灯としてなので充分満足。

国内メーカー品が安心と言う人も多いでしょう。わたしが買ったものとは異なりますが、追加購入予定なパナソニックのLED懐中電灯を紹介しておきます。

アルカリ乾電池とエネループタイプの充電池

充電式ではない、普通のアルカリ乾電池と充電式の乾電池を両方購入。

びっくりしたのが、Amazonオリジナルの充電池があるんですね。価格もエネループに比べると安い。

エネループの充電器でも充電可能とのことだったので、Amazonオリジナル充電池にしてみました。

実際に届いたのも、この商品画面と同様の色タイプでした。

パソコンのマウスやテレビのリモコンなどにまずは使ってみて、問題なければ買い足してみようと考えています。

単1乾電池として使える乾電池スペーサー

防災用品でひとつ、単一乾電池を使うものがありますので、それ用に乾電池スペーサーを購入。

単3乾電池をこのスペーサーに入れれば単1乾電池を使う器具にも使えるアイテム。

単1電池をストックしておくのが面倒なので、このスペーサーを今後は使うことに。

広く照らせるLEDライト

懐中電灯より広く周囲を照らせる、「ムサシ RITEX 懐中電灯付LEDセンサースリム ASL-030」。

広く周囲を照らす用途にLEDランタンも持っていますが、わたしの持っているもの、少し重いんですよね。もう少しコンパクトで軽めな電池式LED照明が欲しかったので、こちらを選択。

LEDランタンより光りは弱いものの、充分な明るさでした。

水が流せなくなった時に備えて簡易・非常用トイレ

簡易、非常用トイレとして今回新たに購入。

「停電で水は流れないものの、自宅のトイレは使える」という前提で購入してみました。

簡易、非常用トイレは使用後の処理をきちんとしないと、汚臭対策が大変ということを効きましたので、防臭袋も付いたこちらのBOS (ボス) 非常用トイレセットを選びました。

東日本大震災の時、自宅周辺は計画停電がありました。停電すると住まい(マンション)の上水ポンプも不動になるため、トイレが使えなくなります。

計画停電は短時間なので良かったものの、半日から数日の停電となると、トイレの問題は切実です。

定番2リットルのミネラルウォーター

これは言わずもがなのアイテム。ミネラルウォーター2Lで探して選びました。

普段、自宅では浄水器を通した水を使っています。なので、消費期限切れにならないよう気をつけないとです。

スマホやモバイルバッテリーの充電用ソーラーチャージャー

以前このジャンルのアイテムを買って大失敗しました。

きちんと調べて買わなかったわたしが悪いのですが、使い物にならないソーラーチャージャーを買ってしまいお蔵入り。

今回もとりあえずですが、レビューで評価の高いRAVPowerのものを購入。

こちらについては、きちんと使った上、改めてレポートを掲載してみたいと思います。

防災グッズとしておすすめのアイテム

今回購入したものではありませんが、防災用品・防災グッズとしておすすめしたいアイテムをいくつかご紹介してみます。

車載用インバーター

東日本大震災や、熊本での震災時にもあったように、自家用車をお持ちの場合、災害後に車中泊をせざるを得ない事態は充分考えられます。

車中泊をする際、車にインバーターを積んでおけば、様々な電気製品を接続し使うことができます。

わたしも普段から車にインバーターを積み、たまにノートパソコンをつないで使っています。

使っているのは、セルスター製インバーター

冷却ファンの音がうるさいのは難ですが、数年以上使えていますので耐久性には問題はないでしょう。

レスキューハンマー

防災用品とは少々毛色が違うアイテムですが、事故のトラブルにより車内に閉じ込められた場面に遭遇したことがありました。

その際、レスキューハンマーを持っていて非常に助かりました。

ドアがロックされ、車内に残された人が反応しない。そんな場合は窓ガラスを破るしかありません。経験した人はお分かりでしょうが、車のガラス、割ろうと思ってもなかなか割れません。

大地震に見舞われた際、他の車に対し救助活動をしなければならないという時、あれば役立つアイテム。

ハンマーとシートベルトカッターが付いたのみの製品であれば、価格はさほどしません。車載常備品のひとつに加えて損はないはずです。

メガネとコンタクトレンズは生命線

勤務中や外出時はコンタクトレンズを着用。帰宅後や自宅では眼鏡を掛けているという人は多いのでないでしょうか。

わたしも視力が弱いため、コンタクトレンズとメガネは生きていくために欠かせません。

コンタクトレンズを着用している人は、防災用品として必ず予備を準備しておくことをおすすめします。使い捨てタイプも同様です。

メガネ・コンタクトレンズは複数拠点に用意を

東日本大震災の時、「帰宅難民」となってしまった人も多いでしょう。都内近郊にお住まいの方なら記憶に新しいことと思います。

職場で地震に見舞われ帰宅できなくなった場合、特にワンデータイプの使い捨てコンタクトレンズを使っている場合、予備がないとかなり苦労するでしょう。

できれば職場に数日分、普段使うカバンの中にも複数セットを必ず用意しておくことをおすすめします。メガネも今は安く買えますので、勤務先に予備をひとつ置いておくと便利です。