Evernoteをこれからも使い続けます

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ライバル的なサービスや、スマホからクラウドに同期して使えるメモアプリが増えてきたこともあり、やや劣勢とも伝えられるEvernote。

ひと頃は、「少しもて囃されすぎでは?」とも感じたほどEvernoteブームだった印象があります。

もちろん、わたしもEvernoteユーザー。ログインしてアカウントを調べてみたところ、サービス利用開始は2009年の2月となっていました。

もう10年!Evernoteとのお付きあいが10年超とは……なかなか感慨深いものがあります。

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Evernoteからの乗り換え先として紹介される筆頭は、MicrosoftのOneNoteでしょう。

Windows10でMicrosoftアカウントの運用が身近になったこともあるのでしょうが、「EvernoteからOneNoteへの乗り換え方法」的な内容のブログやニュース記事も増えたように感じます。

Microsoft OneNote | The digital note-taking app for your devices

わたし自身もEvernoteからOneNoteへの乗り換えを検討してみました。

EvernoteからOneNoteへの乗り換えは……?

結論としてEvernoteからOneNoteへ乗り換えるには至りませんでした。

OneNoteの基本的な使い方、ノウハウ集はWeb上に多数アップされておりますのでここでは触れません。

わたし自身OneNoteを使い込んでいるとは言えませんので、「この使い方が便利!」といった情報は持ち合わせていません。

乗り換えを検討するにあたり、既存のデータを流し込んでみたり、テンプレートを利用したり、Evernoteからエクスポートしたデータを読み込ませてみたりなど一通りのことはやってみました。

やってみてわかったのは、わたしに必要なのはリアルな手書きノートの延長線上に、検索機能が充実してノート分けが簡単に理解しやすく、自由すぎないフォーマットのアプリということでした。

OneNoteの自由さがネック

OneNoteのメリットである、白紙の画面内どこにでも任意にテキストを打ち込めたり、録音・手書き・タイピングを併用しながらの議事録作りは魅力がありパワフルな機能です。

しかし自由過ぎる部分が直感的に使いたいという気持ちをそいでしまうように感じています。

タッチディスプレイ付きノート(特にMicrosoftのsurfaceシリーズ)を使う場合は、OneNoteの良さが生きると思います。

ですがわたしはEvernoteを継続して使っていこうと決めました。

Evernoteに重さや検索の弱さは感じていない

Evernoteには、短い文章やWebクリップをひたすらに貯めつつ、月に数度レビューをしつつノートを取りまとめるという使い方をしています。

この使い方ですと、Evernoteの重さを感じることはありませんし、検索機能に不満を感じたこともありません。

何より、

「何か調べる、ヒントやアイデアが浮かぶ」→「Evernoteへメモ・Evernoteへ送る」

このフローが手になじんでいます。

Windows PCでもスマートフォンでも、何かを書き記すこと=Evernoteを立ち上げる・関連アプリからEvernoteに送るということが自然に行えています。

これ、結構大事な点ではないでしょうか?

これからも使い続ける予感

思考や作業の流れを中断せず記録記憶していけるEvernote、これからも使い続けることになりそうです。

あと、Evernoteを利用することにより得られた利益をざっと見積もってみましたが、利用料金は十分以上に吸収できることもわかりましたので、安心して(?)使い続けようと思います。

Evernoteのプランについて

わたしはEvernoteのプレミアムプランを契約して利用していました。

OneNoteへの乗り換え検討時、プレミアムから無料版へのダウングレードを行おうと思い、実際にダウングレード作業を進めてみると、以前は存在して今は新規契約ができなくなったEvernoteプラスプランが出てきたではありませんか。

これには驚きました。裏技的ですね。

Evernoteプラスは、プレミアムより料金面で安くなります。

Evernoteプラスも契約(ダウングレード)できると分かった時点で、前述の通りOneNoteへの移行検討作業を継続。

結果、乗り換えを中止→Evernote使用継続→Evernoteプラスプランにダウングレードという運びになりました。

年間3,100円でわたしが使いたいEvernoteの機能がほぼすべて使え、アップロード可能な量もプラスプランで収まりますから、結果良しということに。

Evernote有料プランへの引き留め策として、「解約を防ぐためにダウングレードパスとしてのみプラスを用意」というのは、なかなか有効ですね。まんまと策にはまってしまいました。

もちろん、プレミアムプランの方がいろいろと機能面では優れています。

Evernote無料プランでは満足できない!(使い込めばほとんどの人は無料版では満足できなくなると思います)という人は、まずプレミアムプランを契約してEvernoteを使い込んでみることをおすすめします。

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